ママこそ冒険にでよう!

元教員、ママカウンセラー・コーチのサニーのブログ

参観日に行きたくないママの心の事情 ~執着 過去と現在~

参観日に行きたくないママの心の事情 ~執着 過去と現在~

「過去」の感情を「今」まさに起きているかのように感じているのかもしれません。

 

こんにちは。元教員・三姉妹のママカウンセラーのサニーです。

今日のタイトル,参観日へ行きたくないのは,子どもではなくて,ママの話。

はい!それは,私のことです。

 

コロナが落ち着いている今,ここぞとばかりに学校行事が目白押しです!!

ついこの間,運動会があったと思ったら,今日は参観日。

 

コロナでラッキーだなと思ったこと⇒「役員の仕事がほぼ0」「学校行事を見に行かなくていい」

 

逆にすると…そうなんです!!行事を見に行きたくないと思っている私がいることに気がついたんです。

 

数年前までは,運動会のような大きな行事から参観日や学級懇談など,ママは見に行くものだと思っていました。元教員ということもあり『先生がどんな授業するんだろう?』という楽しみもありました。

 

ですが,ここ数年…『あ~行くの嫌だなぁ~』と思うようになっていました。見に行った後,すっごくエネルギーを消耗していることに気がついたんです。

 

「パワーを吸い取られるんだね。目を閉じて,体全体にバリアをはるイメージをしてみるといいよ~」とアドバイスをもらってやってみたりしました。でも,心理学を勉強した今,『なんで行きたくないの?』という気持ちを掘り下げてみることにしました。

 

嫌だなぁ~と思う理由。

〇他のママさんたちが,仲良さそうにおしゃべりをしている

〇一人でいるって思われるのがいや(しゃべる人がいないんだーと思われるのがいや)

〇気を使って,声をかけている自分がいや

〇気を使って,愛想笑いをしている自分がいや

 

あら?めちゃくちゃ他人軸ですね。周りの人のことを気にしてますね。

 

でも,私が自分で行きたいと思うセミナーなど(バリ島でのリトリートツアーでさえ)は,一人で全然参加できるんです!周りの目は,そんなに気にならないんです。あー,あと,参観日へ行っても,私が話したいなぁ~と思うママさんに声をかけておしゃべりするのは楽しい。

 

そっか。全く知らない人たちの中へ行くのはそれほど強い抵抗はないみだし,さらに,自分軸でいるとき(私が話をしたい人としゃべるとき)も抵抗はない。

 

なんで,ピンポイントで他人軸になちゃうんだろう?周りの目を気にしちゃうんだろう?

 

子どもの頃の影響かな??掘ってみましょう。

 

思い当たるのは…

小5の途中で転校したこと。

けっこう私の中で,この「転校」は人生の分岐点な気がしていました。

 

転校前は,『私らしさ』全開で生きていたと思います。逆に,転校してからは,年齢的なこともあってか,なかなか『らさし』を出せなくなっていったように思います。できるだけ『自分』を出さずに,周りの様子を見て合わせる。高校時代は女子高だったことも影響しているのか,周りに合わせることが多かったなぁと思います。

 

ここらへんのことから…『一人でいるのは,みじめなこと』だと,顔見知り程度の人たちから思われるのが嫌だと言うことですかね。

 

と,すると,今の私は『過去の出来事がまだ過去形ではなく,現在進行形になっている』と言う状態だと解釈しました。恋愛で言うなら「過去の恋を引きずっている」感じでしょうか。

 

自分の中の意識が「過去」と「現在」をつなげて捉えている状態。もっと言えば,「過去に生きていて,今を生きていない」と言う状態になります。過去は変えられないし,過去に戻ることもできないので「どうしようもできないことで悩む」という”今”が生まれます。なので「それは過去のこと」と,きちんと自分に意識を向ける必要があります。

 

そっか,そっか。思春期のころに『みじめな気持ち』を味わったり,『自分を抑えて周りの目を気にしていた』ことを同じ学校という場で,”今”感じている。それは,過去のことなのに,”今”問題が起きているかのような気持ちになっている。

 

昔のサニーちゃんは,自分を抑えて,周りの目を気にしてがんばってたんだね~。思春期だし,他人との違いにも敏感なお年頃だしね~。よぉ~やってたと思うよ。そんな中でも,気の合う仲間には,『らしさ』も出せて楽しく過ごしてたよね~。

 

これって,過去の話だよね。過去のサニーちゃんの気持ちだよね。

 

今の私は,過去の私の状態を「理解」できます。転校に,思春期に,女子高に…そりゃ人間関係に悩むよねと,見てあげることができるわけです。現在と過去の切り分けをしてあげます。

 

そう考えていくと…

『嫌だなぁ』という感情が,少しずつ離れていく感覚がありました。「何でそんなことで悩んでいるの?」と思う自分も出てきました。今の私と,過去の私は別人です!これを書きながら,昔のサニーちゃんを抱きしめてあげたくなりました。あとで目を閉じて,イメージしてみようと思います。

 

まさか,ピンポイントでその部分だけが,時を止めず「心の中」に,今の問題かのように表れていたんですね~。心理の不思議,心理のおもしろさですね♪

 

今日も読んでくださりありがとうございました。

カウンセラーサニーでした。

 

よい一日を☆☆